幽閉

  魂の幽閉
  間断なき苦痛あるいは不快感が
  激しく僕を襲う
  接近色の放射線が
  僕の海馬を目指して降り注ぐ

  そんな夜は決まって
  とある星の端末が励ましにやって来る
  そして時折娼婦達が見舞いに来ては
  オーロラの色飽和の元へ
  僕を誘う
  しかし僕は娼婦達を
  サディスチックな手法で
  血祭りに上げる
  やがて ここにいる僕の主格は
  僕なのか
  幽閉なのか
  端末なのか
  色飽和なのかさえ分らなくなってしまう

  サテンの赤
  ロダンの青

  この一時の夜が空け切らぬ
  鉄格子の不自由さの中
  僕は検証を始める
  自由を与えられても
  動くことの出来ない
  僕の幽閉の
  終焉に至る姿を

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